マリオテニス エース 東京大会の後語り Top4編【JAPAN OPEN 2018 東京大会】

こんにちは、アツシです

本記事は、前回に投稿したマリオテニス エース JAPAN OPEN 2018 オフレポの後編となります

 

 

Cブロック突破、その後

インタビュー後、各ブロック進出者の集まる控室へ移動

そこには、同じく各ブロックを勝ち抜いた、しろまさん、サトシさんが

ふだん、SNSでやりとりしているマリオテニス仲間だ

 

あと一人

Dブロックの進出者は一体誰なのか

そわそわしながら耳を傾けていると、ラケットの破壊音が2回聞こえた

どちらが勝ったのか、なんとなくわかった

 

海浜幕張駅で顔を合わせた、まーくんAceさん

Dブロックはどの人が上がってきても厳しい試合なのだが、

個人的に、一番来てほしくない人だった

 

決戦の舞台に立つ4人が出揃った

 

 

ここで、決勝大会に向けて選手情報を提出やインタビュー、舞台上での段取りの説明を受ける

入場のときに使われた二つ名「マックスチャージマシン」を決めたのもこのとき

 

また、舞台上での段取りの中で、選手同士が向かい合って握手、という段取りがあった

ここで、僕はちょっとした提案をしてみた

 

「握手の位置、高めでやりませんか?」

 

握手と聞くと、まず

 

突拍子もない提案だったが、

しろまさん、サトシさん、まーくんAceさん、みんな賛成してくれた

ただ、当日のカメラマンさんを困らせたのは申し訳ない

(映像見返すと、ポジションを明らかに外してしまった…)

 

他にも、入場したときのポーズはどうするか、など、入場であれこれ話すのは楽しかった

「サトシさんの入場ポーズはドンキーのアピール!」とか

ちなみに、自分はロゼッタの勝利ポーズをやってみた

※手を振るだけのモーションなので、とてもわかりにくいが、伝わった人もいたようで嬉しかった 

 

 一通りの説明後、お弁当をいただく

時刻は既に14時を過ぎており、お腹が空腹になってからかなり時間がたっていた

試合前に過度な食事は避けたいものの、さすがに空腹だったため軽く食べる

ただ、決戦を前に、皆ただただ黙々と食べていた

「こんな静かなランチ、あります?」

 まーくんAceさんが緊張感に包まれたランチタイムを和やかにしてくれた

 

ランチ後、自分は控室を出て、イベント会場を回ることに

このときは、メインステージでスマブラSPECIALの決勝ステージ、マリオテニスエースのチケット争奪シンプル試合などが行われていた

さすがに、決戦を前にシンプルルールの試合をする気分には慣れなかったが、マリオテニス仲間に会うために足を運んだ

 

ここで、まえだくんさんと暫し雑談

このときにわかったのだが、まえだくんさんは相手がわからないまま、キャラ選択をしていたのだそう

まえだくんさんも、さすがにそれはおかしいと抗議をしたのだが、結局、相手がわからないままキャラを選択することに

自分の試合に時間がかかっていたこともあったが、これは少し残念

※蛇足:今回のイベントのスタッフってどこから集めたんだろう。ゲームの大会専門としたスタッフ派遣事業、ビジネスチャンスにならないかな…

 

「勝ち残ったからには、勝てよ!負けたら許さんからな!」

言葉だけ聞くと過剰な激励だったが、

まーくんAceさん相手に萎縮していた自分にはちょうどよかった

 

 

メインステージでの桜井政博さん新モード解説を見ているうちに、時間が迫ってきた

緊張のあまり、控室とトイレを何度か行き来していた

集合時間の7分前となったとき、イヤフォンを取り出し、東方紺珠伝「故郷の星が映る海」を流し始めた

「故郷の星が映る海」と「ピュアヒューリーズ ~ 心の在処」のセット

気持ちを鼓舞する最高の曲目だ

そんな姿で控室に戻ると「完全にアスリートですね」なんて言われたり

 

ロバートの山本 博さん、インパルスの板倉 俊之さんによるデモンスレーションを異様に長く感じていた

 

TOP4 メインステージ

 

準決勝 vs まーくんAce(ワルイージ

試合の様子 

 

キャラクター選択画面で、悪い予想が的中した

まーくんAceさんの選択したキャラクターはワルイージ

このときはまだ、配信にはキャラクターが映っていなかったが、僕の顔色には映っていた

 

ただ、Cブロックの中でJUNさんのワルイージに勝てたという自信もあった

だから、JUNさんワルイージのときと同様に、サービスを落とさないテニスをしようと決めた

 

そして、運命のコート選択

選ばれたのは…グラスコート

 

 

最悪だ

観客席からも、「ああー…」と最悪の事態が起こってしまったリアクション

 

そうだ、それは自分でもわかっている

グラスコートワルイージは、ロゼッタにとって最悪の組み合わせだ

 

でも、やるしかない

コートはランダム、ルール通りなのだ

むしろ、Cブロックで3連続もクレイコートを引いたのがツキすぎていたのだ

 

試合が始まる

 

 

サーブはまーくんAceさんワルイージから

せめてサーブ権がほしかったが、それはJUNさんのときも同じだった

ぼくは、このゲームは捨ててでも、相手とのエナジー差を付けないことを考えていた

 

 出だしのラリーとびつきショットは出なかったものの、

まーくんAceさんの変幻自在のラリーで翻弄される

緊張からか、最速チャージ開始ができなかったりと、攻めの姿勢が足りず、あっという間に0-30

 

次のラリー、ロブでワルイージの上空を抜いたあと、ねらいうちが飛んできた

僕は少し驚きはしたものの、冷静に加速、強打ブロックでリターンする

このとき、「自分もねらいうちを使ってみよう」という気分になった

相手のドロップショットが来たとき、普段ならマックスチャージショットをねらうが、気分をかえてねらいうち

ドロップショットからのねらいうちは、ネット近くの位置へ打ち込むことができるので、テクニカルショットの範囲外に打てる

これで15-30

 

次のラリー、スペシャルショットが飛んできたので、スルー

次のポイントに向けて、手汗を拭いていた

 

さて、相手のゲームポイント

先のスペシャルショットをスルーしたおかげで、エナジー有利を取っていた

そして、相手からのドロップショットを見て、これはチャンスとマックスチャージロブを打ち込む

マックスチャージロブで相手をベースライン付近まで下げれば、ロゼッタのターンになる

このおかげで 30-40

 

しかし、まだ相手のゲームポイント

次のラリー、当然のようにスペシャルショットを打ってきた

 

ここは勝負どころかな?と思い、テクニカルショットでブロック

ただ、前テクニカルでのブロックだったため、ネットに近く、マックスチャージショットを打てる位置ではなかった

 

だから、思い切って、加速からねらいうちを使ってみた

 

 

スペシャルショットを打った後の相手はエナジーがほとんど残っていなかったため、加速からのブロックに失敗

このねらいうちが試合の流れを変えた

 

ここからねらいうちを連発してみる

テクニカルブロックはされるものの、テクニカルショットの読みが外れ、デュースにもちこむ

 

デュースでお互いエナジーが最大の状態で、

スペシャルショットを仕掛けるが、まーくんAceさんはスルー

次のアドバンテージでスペシャルショットを即打ち込まれ、僕もスルー

再びデュースだ

 

この展開は完全に予想どおりで嬉しかった

そうだ、自分でもそうする、と納得していた

 

 

そして、ここから快進撃を見せる

相手がコート中央にいないことを確認し、クロスへスライスショット

ここでワルイージをとびつかせてからロゼッタのターン

 

僕は、なんとなくまーくんAceさんが加速を使わずターンを取り返しにくると思ったので、とびつきショットになりそうなタイミングを見計らい、マックスチャージフラット、トップスピンで押し出すねらいに変更する

 

このねらいは目論見どおりとなり、なんとゲームをブレイクした

 

 

この調子のままいきたいと、攻めの姿勢のままねらいうち中心に崩しにかかる

が、ねらいうちの弱点を忘れていた

強打ブロックだ

 

強打ブロックを決められて、思わずにやけてしまった

(やってくれるじゃないか…)

 

体制が崩れ、エナジーをためられて、スペシャルショット

僕は、JUNさんとの試合を思い出してスルー

 

…が、今思えば、1ゲーム目の勢いのまま、テクニカルブロックを狙うべきだった

 

まーくんAceさんの返球コースが読めず、全然マックスチャージショットが打てない

そのままエナジーをためられて、スペシャルショットという流れになっていた

この流れを止めるには、無理やりにでもテクニカルブロックを狙いにいくべきだった

 

結局、相手にスペシャルショットを打たれても、エナジー有利を取ることが出来ず、そのまま2ゲームを取られてしまう

もう1ゲームも落とせないという状況で、また閃いた

 

もしかして、マックスチャージショットはフラットよりもスライスの方が有効なのかもしれない

 

マックスチャージフラットは、相手がいなせなかった場合に大きく有利になるが、いなされた場合はまたマックスチャージショットのジャンケンをやりなおすだけ

しかし、マックスチャージスライスはいなした場合でも打点の高い球がくるため、これに対してマックスチャージフラットをすれば、たとえいなされても相手を押し出すことができる

 

ということに気がついた

 

ただ、ここからは無我夢中だった

正直、今このときのリプレイを見ても、何を考えていたか覚えていない

 

ただ、緊張の糸が切れた瞬間があった

ポイント 40-30 でゲームポイントという場面

ここでなんとしてもゲームを取り、タイブレークに持ち越したい

 

自分のスペシャルショットから、お互いエナジー0という極限の状態

そこにとんでくるロブ

ロブを見てからマックスチャージフラットのスマッシュで吹き飛ばす!

 

が、フラットでいなされる

このとき、「やってしまった」と思ってしまった

 

これがきっかけでとびつきショットになり、展開は最悪の状況に

そのままデュースへと持ち越される

 

「この点数は大きい!」

実況が頭の中で響く

 

 

大きくエナジー差をつけられ、デュースの展開

次のポイント、マックスチャージロブを打つつもりが、ただのロブになり、相手のスマッシュから展開を高い出来ず、アドバンテージ

 

相手のエナジーは、2ラリーすればスペシャルショットが打てる状況

なんとしても展開を打開したいとマックスチャージロブを打つも、マックスチャージドロップ

これになんととびついてしまった

 

 

このとき、負けを認めざるを得なかった

漫画、「ワンピース」で、バギーに処刑されるルフィの気分だった

 

「わりぃ、俺負けた」

 

 

相手からのスペシャルショットは、テクニカルショットの範囲外打ち込まれ、ゲームセット

 

 

 

試合が終わったあとの気分は一つだった

 

(あーー、楽しかった)

 

あんなに極限状態になった試合は、今までになかった

 

決勝

自分の試合が終わったあと、観客席へ向かった

すぐにまえだくんさん、レゾルバさん、タナカさんと合流し、激励の言葉をもらえた

 

その後、決勝を観戦したが、内容なんてほとんど覚えてない

それくらい、まーくんAceさんとの試合が楽しかった

 

 

最終的に、しろまさんが優勝、まーくんAceさんが準優勝となり、京都の全国トーナメントへの参加資格を得た

 

こればかりは複雑な気分だった

自分も、この東京大会で全国トーナメントへの参加資格が欲しかった

しかし、まーくんAceさんは、この東京大会が最初で最後のチャンスだったのだ

自分は、京都で開催される予選への抽選にも通っていたため、まーくんAceさんが全国トーナメントの参加資格を得られることが、嬉しい気持ちもあった

ただ、やっぱり負けたのは悔しい

嬉しさと悔しさが半分ずつ同居していた

※これは、反対側のトーナメントであるサトシさんも同じだったようだ

 

ただ、これは京都大会に参加する資格がある、

つまり、京都大会で優勝するチャンスがあるということ

 

気分を切り替えて、臨みたいと思います

 

後日談

 

自分の活躍の影響なのか、オンライントーナメントで、ロゼッタとマッチングするとの報告が

 

自分の取り組みが認められた、ロゼッタへの見方が変わった

ただただ、嬉しかった

 

今回の大会で、確かな手応えを感じたので、京都大会でも良い試合ができるよう、過ごしていこうと思う

 

その他、大会の運営やら、機材やらについても書こうと思いましたが

ここの話は雑談配信でしたのでこちらを

ラジオ感覚でお楽しみ下さい

www.youtube.com

 

 

それでは、またお会いしましょう!

 

 

記事投稿後の後日談

準決勝で競ったまーくんAceさんから、記事へのコメントが投稿されました

一部分を抜粋します