マリオテニス エース 東京大会の後語り 激戦のCブロック編【JAPAN OPEN 2018 東京大会】

本記事は、11/3(土)に開催された任天堂の公式イベント「Nintendo Live 2018」で行われたマリオテニス エースの大会 JAPAN OPEN 2018 東京大会 一般部門 をロゼッタと共に戦った、一人のプレイヤーのオフレポとなります。過度な期待はしないで下さい

また、記事を読むときは、部屋を明るくして、モニター、スマホに顔を近づけて顎が出るような悪い姿勢にならないように読みやがって下さい

 

 

トーナメント前

決戦前夜

翌日に大会を控えて、そわそわしていた

オンライントーナメントでがっつり動かす気分でもないし

かといって、全くさわらないのもなあという、ふわふわした気分

 

Xenoさんがフレンド戦を呼びかけてくれたので、

緊張をほぐすために2戦だけお願いした

1ゲームも取れなかったが、勝つことよりも緊張をほぐせたので良かった

 

その後、お風呂に入って就寝

翌日に備えた

 

 

いざ、幕張

 

 

幕張へは電車で1時間半、乗り換えは2回

けっこうな乗車時間だ

 

車内では、「ゲームセンターCX 作家岐部の挑戦」を読み進めていた

ゲームを題材としたテレビ番組の元祖、「ゲームセンターCX」の放送作家である岐部さんの本

 

岐部さんかどのようにゲームセンターCX放送作家となっていったのか

岐部さんはどんな人物なのか

ゲームセンターCXを知っている人には一読の価値ありの本

 

ただ、海浜幕張駅はまだかと、そわそわした気持ちは相変わらずだった

 

 

幕張入り

海浜幕張駅に到着し、ホームを降りようとしたそのとき、

イカヤローさん、まーくんAceさんとばったり

 

知り合いに会えて少しホッとした

ただ、まーくんAceさんは準決勝でしのぎを削る可能性が高い相手だったので、緊張感もあった

 

 

 

選手専用の受付を済ませ、会場入り

イカヤローさん、まーくんAceさんとは別れて、自分はARMSのブースへ

 

げんげんさん、えいとまんさんなど、見知ったARMS勢と話したりして、

会場の空気になれていった

 

配信席の最前列には、我らがbozitomaさんの姿も

会場時間から現地入りするほど気合が入っており、bozitomaさんからも元気をもらった

 

ARMSのブロック突破をかけた試合を観戦していると

いよいよマリオテニスエースの集合時間が迫ってきた

 

マリオテニスエースの大会受付を済ませ、待機列に並ぶ

このとき、nyossyさん、レゾルバさん、JUNさんとまさかの合流

 

ふだん、オンライントーナメントでしのぎを削っている相手との初顔合わせは、なんとも穏やかだった

 

ブロックごとの待機列を作った後、ARMS勢のΩペンさんが声をかけてくれたことをきっかけに、まえだくんさんとも合流

 

今回の大会トーナメントで当たりそうな人とは一通り顔合わせすることができた

 

 

いよいよ、はじまる

 

 

トーナメント(Cブロック)

トーナメントの各試合を振り返り

※見出しのプレイヤー名は敬称を省略させていただいております

 

Round 1 vs プルヒロ(ワンワン)

コートはナイトコート

初戦からクライマックス

 

大会の最初の試合ということもあって

出だしは思ったように動かせなかった

 

相手がワンワンということもあって緊張したが、

少しずつ操作感に慣れて勝利することができた

 

 

ただ、次の試合からはほとんどランカー同士の戦い「ぼすぶっち」になる

 

Round 2 vs JUN(ワルイージ

相手のキャラ選択を聞いたとき

(ここで敗退するかもしれない…)

そう思わざるを得なかった

 

幸い、コートはクレイコートを引くことができた

しかし、試合運びは最悪だった

 

サービスは JUNさんワルイージから

チャージショットを連発され、

エナジーを100%ためられた後に前に詰められ、

詰めてくるのを拒否したらスペシャルショットで得点

ワルイージお得意のスペシャルショットを主軸とした試合運びだ

この流れを止めることはできず、あえなく1ゲーム先取される

 

ここまで追い詰められて、nyossy さんのワンワンとの試合を思い出した

(…タイブレークまで持ち込んでやる) 

 テニスはゲームをブレイクされない限り、負けることはない

そう覚悟を決めると、試合は落ち着いて進めることができた、

 

相手のスペシャルショットをスルーしてエナジー有利を選び

こちらもスペシャルショットで点を取っていく

この作戦が功を奏して、なんとかタイブレークまで持ち込むことが出来た

このとき、nyossyさんが観戦していた映像が残っていた

 

タイブレークの1点目、JUNさんワルイージのサーブ

こちらがマックスチャージドロップでレシーブしたところ、ネットに引っかかりアウト

 

このときは思わず「おいっ!」と声が漏れてしまった

 

幸先の悪いタイブレークだったものの、食らいつくことはできていた

ただ、試合運びが少し悪く、4-6 で相手のマッチポイント

 

4-6の場合、スペシャルショットで点をとったとしても、

相手のスペシャルショットを防ぐことができなければゲームセット

 

けれども、ここまで試合を運んできた勢いそのままに

なんとかデュースまで持ち込み、そのまま勝ちをもぎとった

 

大会の2試合目からタイブレークまでもつれる接戦を制したあとは

疲れよりも高揚感で包まれていた

 

GG

 

 

Round 3 vs レゾルバ(キノピコ

相手のキャラ選択を聞いたとき

 (ここで敗退するかもしれない…)

そう思わざるを得なかった(Take2)

 

ゾルバさんのキノピコには、最近の試合でラブゲームを決められていた

なので、ここも苦しい試合になることは間違いない

 

ただ、ここでもコートが味方になってくれた

またしてもクレイコートを引いたのだ

 

クレイコートなら、前のボレーヤー最強環境でも互角に渡り合えた

今の環境なら、いけると確信した

 

クレイコートとはいえ、

キノピコにスライスボレーを打たれないことが必須なので、

マックスチャージロブを中心に立ち回る

 

マックスチャージロブでとびつきショットになって

チャンスボールがきたところを、

マックスチャージフラットで吹き飛ばして点を取る

 

ロゼッタの対キノピコのセオリーだ

 

ただ、レゾルバさんはそこもしっかり対策済み

 

並のキノピコならば、フラットのいなしを諦めて、スライスボレーを押し込んでくる

しかし、レゾルバさんは加速を使ってしっかりいなしてきた

 

でも、それに負けずマックスチャージショットを打ち続けて

なんとか勝利

 

 

Cブロック進出をかけた試合へと、コマを進めた

 

GG

 

 

Round 4 vs まえだくん(ヨッシー

 

「2試合連続でクレイコート引くなんて、もってるな!」

 

サトシさん、まるさんのBブロックの進出をかけた試合の裏で

まえだくんさんと緊張をほぐすように話していた

  

「次、クレイコートだけは勘弁な!ラブゲームになってまう!」

いくらクレイコートでもさすがにラブゲームはありえない

そう返して盛り上がっているうちに、Bブロックの試合が終わった

 

いよいよ、Cブロックの進出をかけた試合だ 

Cブロック決勝 リプレイ 

 

 

配信席は、今までとはまた違った緊張感があった

けれど、やることはいつもどおり 

手汗を入念に拭き取り、コントローラーのジャイロ操作の感覚と確かめる

 

そして、Cブロック決勝の舞台となるコートが表示されたとき、

僕の右手は高らかに上がった

またしても、クレイコートを引いたのだ

 

まえだくんさんの使用キャラクターであるヨッシーは、

クレイコートでの試合が得意だ

 

ヨッシーは足回りがとても優秀なため、

球足の遅くなるクレイコートでは、ほとんどどんな球でも追いつくことができる

 

ただ、ロゼッタが相手となれば、話は別だ

 

 

サーバーは自分

1ポイント目からマックスチャージショットを打つ機械に徹して

エナジーゲージをあっという間にためる

 

ヨッシーからアングルのきいたショットや、少し離れた場所に打たれそうなときは、

積極的に加速を使い、マックスチャージショットを継続する

マックスチャージスライスをロブでいなされたところに、

高速スマッシュを打ち込む

自分の思い描いた試合運びができていた

 

気づけば、7-0 でマッチポイントというところまできた

ここで、舞台裏で話してたことを思い出した

(…ラブゲーム…なのか…?)

 

観客席から、まえだくんさんを励ますbozitomaさんの声が聞こえていた

まえだくんさんのネガティブな言葉を思い出していた

もちろん、空気をやわらげるための冗談、ということはわかっていたし、

じっさい、まえだくんさんはゼンリョクでぶつかってきていた

 

ここで、少し気が変わった

マッチポイントをスペシャルショットで決めてやろう、と

 

なぜ気が変わったかはわからない

このまま、今の立ち回りを続けていれば、おそらく勝てる

だけど、このままで終わらせたくなかったのかもしれない

 

まえだくんさんが強いマリオテニスプレイヤーであることを、

観客に見せたかった、もしくは、自分が見たかったのかもしれない

 

こんなことを書くと、舐めプレイ、と思われるかもしれない

でも、自分の中では舐めプレイのつもりはなかった

 

まえだくんさんなら、この追い詰められた状況でも諦めていない

その姿勢を確かめたかったのかもしれない

 

 

スペシャルショット1発目

まえだくんさんは加速を使って、なんなくブロック

 

自分のエナジーがかなり消費されたが、

マックスチャージショットを連発し、2発目のスペシャルショットに備える

 

 

スペシャルショット2発目

まえだくんさんのエナジーは、加速を使ってブロックできるくらいには残っていた

 

だけど、まえだくんさんは、この場面で魅せてきた

テクニカルブロックを決めてきたのだ

 

テクニカルブロックは、

成功すれば大幅に有利が取れるものの、失敗すればそのまま失点となってしまう

もちろん、マッチポイントの状況では、そのまま負けとなる

 

僕は、とても嬉しかった

やっぱり、まえだくんさんは強い

 

テクニカルブロックを決められたことにより、

大幅なエナジー差をつけられ、2ポイントを落とす

 

1ポイント落とすたび、僕は楽しくなっていた

(もしかしたら、ここから巻き返されるのか?) 

自分の負ける可能性が見えてきたというのに、楽しくて仕方がなかった

観客席も、まえだくんさんの粘りに湧いていた

 

だからこそ、僕は一層気を引き締めた

ここでデュースに持ち込まれるわけにはいかない

このポイントで、勝負を決める

 

再度、マックスチャージショットでエナジーをためて、スペシャルショットの準備

そのとき、まえだくんさんのエナジーが黄色であることを確認

 

(これで決める!)

 

高嶺清麿がガッシュベルにバオウ・ザケルガの指示を出すようなポーズと共に、ネット近くでバウンドする球を打ち込んだ

 

まえだくんさんは加速を使ってブロックに向かったが、

エナジーが残り少ないこともあり、ブロックの入力が早く、ラケット破壊でマッチポイント

 

 

試合後、まえだくんさんと言葉を交わした

クレイコートはあかんわ!」

 

 

試合後のインタビュー終わり、

シュルクモナドアーツ「撃」が背中にプリントされたパーカーを使って、豪鬼瞬獄殺ポーズも披露して、感無量

 

 

 

長くなったので、いったんここまで

次はTop4とその後のお話を執筆予定です

 

気長にお待ち下さいー