こんにちは、Atsushiです。ブログ記事を書くのも久しぶり。
今回は、RTAを遊ぶときに導入した Autosplit Helper について、自分の使い方を書いて行こうと思います。
Autosplit Helperは、ゲーム画面を画像認識してLiveSplitを操作してくれるツールです。
目次
ソフトウェア構成
- Autosplit Helper 1.74 (64 bit)
- LiveSplit 1.8.16
- OBS 27.1.1 (64 bit)
※バージョンは、作成時のものを記載しています
設定
OBS
OBSからは、Autosplit Helperが認識するゲーム画面を出力します。
下の画像は、自分の配信設定画面になります。
まず、OBSの配信設定画面からゲーム画面部分を選択しましょう。
選択すると、選択部分が赤い線で囲われた状態になります。
そして、選択部分で右クリックメニューから、「ウィンドウ プロジェクター(ソース)」を選択してください。
すると、別ウィンドウでゲーム画面のみが出力されます。
このゲーム画面をAutosplit Helperの監視対象にします。
Autosplit Helper
Autosplit Helperでは、ラップを区切る箇所の設定を行います。
メイン設定
まずは、ソフト全体の設定をします
設定画面下部の「メイン設定画面を開く」から設定画面を開きます
General
General では、次の設定を確認します
- 画面キャプチャ方式:Screen
- 自動化の対象:Splitにチェック
画像では、自動化の対象 Reset にもチェックが入っていますが、最初のうちはチェックを入れなくてもよいです。
Screen Capture
Screen Captureでは、次の設定をします。
- Select ボタンをクリック後、OBSから出力したゲーム画面のウィンドウを選択する
- 出力設定 > 出力解像度を Cropped にする
- クロップから 設定 ボタンをクリックし、OBSから出力したゲーム画面のウィンドウからゲーム画面のみ抽出する
Hotkey
Hotkeyでは、「LiveSplitと連携する」のチェックを確認してください。
画像テンプレートの作成
テンプレート画像の作成では、以下の設定を使用しています
- マッチング方法:8. L2 Norm
- [x] 全画面にチェック
自分の場合は、すべてのテンプレート画像を全画面でキャプチャしました。
画面の一部分を抽出すると、それはそれで設定箇所が増えるので・・・
テンプレート画像の具体的な作成方法は、Autosplit Helperのマニュアルを参照ください。
自分が作成したテンプレート画像の例を挙げておきます。透過画像は見にくいかも
以上の画像を、チャートに合わせて配置します。
あとは、実際にゲーム画面を流してみて、閾値(ラップを区切る判定値)や待機時間を調整すれば完成です(これがまた少し大変)
画像テンプレートの設定については、自分が作成したものを共有しますので、参考にしてみてください
Mario Tennis Aces - Adventure Any% - Ice Racket.zip - Google ドライブ
各種ステージでラップ認識するようになっています。ただし、最後のエスタークッパ戦だけは手動で止める構成になっていますのでご注意ください
それではこのへんで(つかれた)